最初の商用サービス開始から6年、5Gは重要な転換点を迎えています。世界の加入者数は20億を突破し、ミッドバンド周波数がミリ波を超えて主要な容量レイヤーとなり、90カ国以上の通信事業者が何らかの5Gサービスを提供しています。
グローバル加入者数
2026年第1四半期までに、世界の5G契約数は約22億に達しました。アジア太平洋地域が全5G接続の約60%を占めています。中国だけで9億5000万以上の5G契約を有し、インドは最も急成長している市場です。
米国は約1億8000万の5G契約数を持ちます。欧州はより緩やかな普及で、38カ国で約2億5000万の契約数です。
周波数と技術構成
3.3〜4.2 GHzのミッドバンド周波数が5Gのグローバルな主力となりました。5Gスタンドアロン(SA)アーキテクチャは約120の事業者で意味のある規模に達しました。
カバレッジマップ:地域別分析
アジア太平洋が人口カバレッジでリード。韓国は99%の人口カバレッジを報告。北米は90%超の広範なカバレッジを達成。欧州は断片的な状況。中東・アフリカは格差が顕著。
収益とビジネスへの影響
2025年のグローバルモバイル業界のサービス収益は約1.1兆ドル。固定無線アクセス(FWA)が予想外の収益ドライバーとして浮上。
インフラ投資
累計グローバル投資は7000億ドルを超過。ファーウェイが中国で支配的地位を維持。エリクソンとノキアが非中国市場の約50%を占有。
パフォーマンスベンチマーク
グローバルの5Gダウンロード速度中央値は約220 Mbpsで、4Gの約6倍です。
課題と展望
マネタイズが事業者の最大の課題。エネルギー消費が運用上の課題。業界は5G-Advanced(3GPP Release 18)への移行に注力。